建築トークイン上越とは、新潟県上越市にて、地方都市・地方文化のあり方を建築・都市・文化など多方面で 活躍する方々を迎え、全国から集まった大学生が議論、検証していくディスカッションイベントです。

また、建築トークインは月影小学校再生計画という法政大学(渡辺研究室)、横浜国立大学(北山研究室)、早稲田大学(古谷研究室)、日本女子大学(篠原研究室)の 4 大学によって、廃校となった新潟県上越市月影小学校を宿泊施設としてリノベーションした学生協働プロジェクトの利用方法の1つとして動き出したイベントでもあります。

毎年、安原研究室では大学院1年生が参加しており、今年は大学院生10名と学部生1名が参加しました。

今年で8回目を迎えるトークイン上越 2016 では10月7日から9日の3日間、「高田商店街を考える」をテーマに地元の高校生を交えながら活動を行いました 。 地域に対して開かれている商店街という場は、地元住民の生活や賑わいの拠点となる可能性を持っており、今回のトークイン上越を通して「地方に暮らす」という事の豊かさ・地域の個性について再確認する場となりました。

『修士1年の4月から10月までの約半年、安原研究室は企画班リーダーとして建築トークイン上越に関わってきました。今年は初めての試みとして、地元の高校生との事前ワークショップを8月に上越市にて行いました。それによって10月の本番では、上越市の住民の意見を多く盛り込んだ、建設的なディスカッションができました。』

『異なる大学、学年の建築学生の人たちと建築で街を変えるという視点で、意見をぶつけ合う、そして最終的にひとつの成果物を完成させて、プレゼンするまでを複数人で行うので、大変刺激的で有意義な時間でした。決して1人では辿り着かなかった解答とプロセスを踏めたこと、また上越という場所についても詳しく知れたこともとても貴重な機会でした。』

と参加した学生がコメントしています。

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