山名研究室の希望者17人が9月1日-9月5日にリスボンにて開催されたDOCOMOMO国際ワークショップに参加してきました。

・DOCOMOMOとは?

ドコモモ(DOCOMOMO=Documentation and Conservation of buildings, sites and neighborhoods of the Modern Movement)モダン・ムーブメントにかかわる建物と環境形成の記録調査および保存のための国際組織

ドコモモは、20 世紀の建築における重要な潮流であったモダン・ムーブメントの歴史的・文化的重要性を認識し、その成果を記録するとともに、それにかかわる現存建物・環境の保存を訴えるために、オランダのフーベルト・ヤン・ヘンケット(当時アイントホーヘン工科大学教授、現デルフト工科大学教授、初代会長)の提唱により、1988 年に設立された国際学術組織で、近代建築史研究者だけでなく、建築家、建築エンジニア、都市計画家、行政関係者などが参加しています。

ワークショップではリスボン市街近くの現在利用されていない工場を対象地とし、グループで協力してリノベーション計画の策定を行いました。グループはヨーロッパを中心とした世界中の建築学生で構成され、英語でコミュニケーションをとりながら一緒に課題を進めていきました。初めて顔を合わせてから5日間で計画を立てなければならず、最初は戸惑いなどもありましたが、各グループ協力して無事発表することができました。

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